こだわりのぐい呑み20選 ~ 自分へのご褒美やプレゼントにもおすすめ!

こだわりのぐい呑み20選 酒器選びは大人のたしなみ~お気に入りの1客を探しませんか

今回はテーブルライフおすすめの「ぐい呑み」を紹介します。ぐいのみは形や素材が様々。持ちやすさや口当たりの良さだけでなく、デザインにもこだわった商品ばかり。自分用や日本酒好きの方へのギフトにいかがでしょう?

ご存知ですか?「ぐい呑み」と「お猪口」(ちょこ)の違い

ぐい呑みと似たようなものにお猪口があります。でも、その違いをご存知の方は意外と少ないのでは? そこで、ぐい呑みとお猪口のと違いについて解説します。

■ぐい呑みとは 由来は「ぐいっと呑む」「ぐいっと掴んで呑む」など諸説あります。サイズはお猪口よりも大きく、ぐいぐい呑みすすめるような大きさのものを指します。素材は特に限定されていません。

■お猪口とは お猪口は、小さな器という意味。「猪口(ちょく)」という言葉が転じたものです。ちょっとしたものを表す「ちょく」や安直の直と関連するとも考えられています。また、大きさはぐい呑みに比べて小振りで、徳利とセットでついてくるようなサイズ。素材は陶磁器といわれていますが、現在ではガラスや漆器もあります。 つまり違いは大きさのみ! 両者を区別する大きさの明確な基準はありません。

1.YUI JAPAN(ゆいじゃぱん)

 

輪島塗と漆文化を広める活動をされている中根多香子さんが代表を務めるYUI JAPANプロデュースのぐい呑み。シンプルなデザインなので、フォーマル、カジュアルどちらにも使えます。

 

ちょっとした前菜やデザートを盛り付けても素敵です。手間ひまをかけて、丁寧に作られた輪島塗は温かみがあります。色違いで黒もあるので、セットでプレゼントにするのも良さそうですね。

〇このほかの商品はこちら

【YUI JAPAN HP】https://yuijapan.amebaownd.com/  

 

2.四津川製作所(よつかわせいさくしょ)

高岡銅器製造元・四津川製作所プロデュースのぐい呑み。こけしをイメージしたフォルムはとてもスタイリッシュ。銅と木の組み合わせは日本ならでは。

 

和にも洋にも合うデザインで、色のバリエーションも豊富。バラでそろえて、好きな色をゲストに選んでもらえば、おもてなしにも盛り上がりそう。

専用のボックスもあるのでギフトにもおすすめですよ。

〇このほかにも様々なアイテムがあります。詳しくはこちら

【四津川製作所】http://www.kisen.jp.net/

 

3.HiBiKi(ひびき)

シンプルでモダンな京焼のうつわブランド「HiBiKi」のぐい呑み。空や海を想わせるブルーの釉薬と赤茶のコントラストが大変美しい、「碧彩」シリーズの商品です。 製作したのは、京都・山科を拠点に作陶されている大日窯。自然の灰釉にこだわった、味のある商品です。  

片口とぐい呑みのセットになります。釉薬がしたたる自然なデザインも素敵です。

このシリーズでは、マグカップや湯呑みなどさまざまな商品があります。和食にも洋食にも使えて便利ですよ!

【HiBiKi 紹介HP】http://www.kyoto-kumagai.co.jp/kyoyaki/  

 

4.東風舎(とうふうしゃ)

今回紹介するのは、笠間で作陶する東風舎・須藤忠隆さんのぐい呑み。須藤さんは、銅版画や細い針での象嵌による幻想的な下絵付けを特徴とする陶器を制作しています。

 

幾何学模様のようなモダンな花のデザイン。個性的な柄は、作家物ならではの味わいがあります。ちょっとしたおつまみなど、小鉢にもなるサイズです。

専用の木箱もあります。お酒好きの方へのギフトにいいですね! また、アートのようなペアの商品もあります。内側に金彩が施されているので、お祝いなどのプレゼントにぴったりですね。

 

〇このほかの商品はこちらをご覧ください。

【東風舎HP】http://www.age.to/~komichi/shop/tofusya.html
【須藤忠隆HP】http://tadataka.net/

 

5.竹中銅器(たけなかどうき)

竹中銅器の七極(ななきわみ)シリーズのぐい呑み。七極は、釜師三代 ・畠 春斎、高岡市美術館館長・村上 隆、竹中銅器 三者のコラボレーションにより誕生した鉄鋳物の酒器シリーズです。

 

茶釜(ちゃがま)を作る伝統工芸の技術を使い、酒器に向かないとされてきた「鉄」をあえて用いた画期的な商品です。 鉄の表面に漆をコーティングすることによって、酸化を防ぎお酒の味をなめらかにします。

冷えたお酒の冷感を手で感じながら、口に当たる冷やっとした味わいにお酒の味と香りがスムーズに入ってきます。 シンプルでありながら見れば見るほどスタイリッシュなデザイン。氷を入れた升などに直接刺して頂ければ、お酒を冷やしながら楽しむこともできます。

こちらの商品を使ったコーディネート。詳細はこちらの記事をお読みください。

〇このほかの商品はこちら

【竹中銅器HP】http://www.takenakadouki.co.jp/

 

6.堀有一郎(ほりゆういちろう)

素朴で美しく温かみのある、堀有一郎さんのぐい呑み。黒地に白ストライプのスタイリッシュなデザインは、どんな料理にも合います。

 

他にお茶碗などもあるので、あわせて使うのもおすすめ。モノトーン好きならひととおりそろえたくなりますね。

〇このほかの商品はこちらをご覧ください。

【堀有一郎HP】https://www.instagram.com/hori.yuichiro/    

 

7.山田晋一郎(やまだしんいちろう)

シンプルなのにどこかゆらぎのある美しいフォルムが特徴の若手作家・山田晋一朗さんのぐい呑み。やわらかい曲線の美しさだけでなく、使いやすさも追及して作られています。

 

ぐいのみに合わせた片口徳利(2種類・上の画像は小さいサイズ)もあります。セットでそろえたくなりますね!

【山田晋一朗HP】https://www.facebook.com/shinichiro.yamada.12.22

 

8.大橋哲哉(おおはしてつや)

岐阜県土岐市で青磁を中心に作陶する大橋哲哉さんのぐい呑み。清々しい湖のような色と貫入の美しさが魅力です。

 

側面の淡いブルーのグラデーションが美しいですね。口が広いので、ちょっとしたおかずを盛り付けても素敵です。

大橋さんの商品は他にもいろいろありますよ! 詳しくはこちら

【大橋哲哉HP】http://blog.livedoor.jp/tetsuya_ohashi/
facebook: https://www.facebook.com/tetsuyaohashi77
Instagram:https://www.instagram.com/tetsuya.ars/  

 

9.黒川正樹(くろかわまさき)

京都・山科の工房作陶している黒川正樹さんのぐい呑み。黒と金の釉薬が混じった存在感のあるデザインです。

 

金属のような質感ですが、手作りならではの味があります。ヘラで付けられた模様は1つとして同じものはありません。個性的かつシンプルなうつわは、毎日の晩酌にぴったりですね。

〇このほかの商品はこちら

【黒川正樹HP】https://www.kurokawamasaki.com/  

 

10.木村年克(きむらとしかつ)

木村年克さんの「銀化鉄釉シリーズ」のぐい呑み。オリジナルの釉薬、銀化鉄釉を使って焼き上げています。打ち出しの錫製品のような質感を陶器で作っています。

 

お通しやおつまみを入れたり、ディップのソースを入れたりとアイデア次第でいろいろ使えそう。口当たりが良く、冷酒はうつわを冷蔵庫で冷やしてさらにひんやり、熱燗はうつわに注いでその温もりを楽しむことができます。

〇このほかにも様々な商品があります。詳しくはこちら

【木村年克HP】https://www.eonet.ne.jp/~kimutoshi/

 

11.中金硝子(なかきんがらす)

          

今回紹介するのは、東京都江戸川区にある中金硝子(なかきんがらす)のうつわ。「伝統工芸をもっと身近に」をコンセプトに製作した、「mizutama」シリーズのぐい呑みです。鮮やかな赤に水玉が映え、モダンな印象です。

アイスコーヒーや麦茶などにも使えますね。切子を使ったことがない方にも手に取りやすいデザインです。江戸時代から伝わる伝統技法を今の食卓で使ってみませんか。

色違いもあるので、気分によって使い分けるのもいいですね。飾っておくだけでインテリアにもなります。

【中金硝子】https://nakakinglass.com/wordpress/  

 

12.山本達長(やまもと たつなが)

今回紹介するのは、島根県出雲市で作陶する、山本達長さんのうつわ。深みのあるグリーンが特徴の「織部焼」を作られています。 凹凸のあるデザインが目をひくユニークなフォルムのぐい呑みは、棚に飾るだけで絵になります。花を1輪挿して花器にするのも素敵です。場所によってグリーンの色が異なるのは、手づくりならではの魅力。同じシリーズの片口と一緒に使うのもおすすめです。

〇その他の商品はこちら

【山本達長HP】https://www.facebook.com/160256497461564/  

 

13.あじさい工房

写真は、笠間のあじさい工房・谷口将海さんのぐい呑み。「燻し銀彩焼」という独自の技法で青を追求したうつわを作っています。渋い色合いが美しいうつわは、手づくりならではの味わいがあります。 深さがあるので、湯呑やフリーカップとして、色々なドリンクに使えそう。表面の凹凸はデザインとしても素敵ですが、手になじみ実用的。ザラっとした手触りなのですべりにくく、持ちやすいです。

〇その他の商品はこちらをチェック!

【あじさい工房HP】https://www.ajisaikoubou.com/          

    

14.わたなべ陶器

次に紹介するのは常滑で作陶する、わたなべ陶器のうつわ。リムのブラウンがアクセントに効いているモダンなぐい呑みです。ステムがしっかりとしていて持ちやすいので酒器としてぴったりです。 少し高さがあるため、ワイングラスや花器としても使えそう。アイスクリームなどを盛りつければデザートカップにも。

色違いのブルーと並べて飾っても素敵です。ペアで贈ればプレゼントにもなりますね。

〇その他の商品はこちらをご覧ください。

【わたなべ陶器HP】https://www.instagram.com/watanabe_thoki/
 twitter:https://twitter.com/watanabethoki              

 

15.うつわ工房 千の森(せんのもり)

群馬県北部伊香保温泉近くで作陶されている、「うつわ工房千の森」のぐい呑み。シンプルでありながらモダンで、日常使いできるうつわです。 内側の光沢のある銀彩が美しいうつわは、お正月などハレの日にもぴったりです。一口サイズのおかずやデザートを盛り付ければ、おもてなしにも使えます。

外側が黒のものや形の異なる商品もあります。1客ずつコレクションしたくなりますね。ペアでそろえるとギフトにもなるので、お酒好きの方に贈ってみてはいかがでしょう。

〇その他の商品はこちらをご覧ください。

【千の森工房HP】https://www.facebook.com/thousandforestpottery/  

 

16.花月窯(かげつがま)

味わいのあるモノトーンのぐい呑みは、京焼の花月窯のもの。黒地に丸いドットのような模様がアクセントに効いています。 伝統技法を駆使した、今の暮らしにあうモダンなうつわは毎日の食卓に使えます。酒器としてだけでなく、小鉢やボウル、花器としてふだんの生活に活躍しそうですね。 おそろいの徳利とあわせて使うのもおすすめです。

〇オンラインストアでは、さまざまな京焼のうつわを扱っています。詳しくはこちら

 

17.知床窯(しれとこがま)

北海道・知床にある「知床窯」。2007年より益子にも窯を持ち、大自然の中で土と天然の釉薬を用いてシンプルでぬくもりのあるうつわ作りを行っています。独自の原料を用いた『黒粉引』は最も人気のあるシリーズです。 ざらっとした風合いと手になじむフォルムは毎日の晩酌に活躍しそう。

シンプルながら味のあるぐい呑みは、飽きることなく長く愛用できますね。専用の木箱付なので、プレゼントに最適ですよ。

〇このほかにもいろいろなアイテムがあります。詳しくはこちら

【知床窯HP】http://www.sennin.knc.ne.jp/  

 

18.芦田直人(あしだなおと)

京都の西陣で作陶している芦田直人さんのぐい呑み。美しいフォルムとトルコブルーが目を引く逸品です。内側も鮮やかなブルーで、お酒を注ぐことでさらに色が引き立ちます。

使わないときは、棚に飾っておくだけでも素敵。こだわりのある方へのプレゼントにいかがでしょう。形違いの商品もあります。

〇このほかのアイテムはこちらをご覧下さい。  

 

19.楽只苑(らくしえん)

京焼専門店「楽只苑(らくしえん)」で扱っている碧黄石窯(へきせきがま)のぐい呑み。全面に小紋が描かれた、カラフルなデザイン。深さがあるので、野菜スティックを盛り付けてうつわや一輪挿しとして使うこともできそう。 口が広く、下にすぼまった形状で手にしっくりとなじみます。専用のボックスがあるので、お酒好きの方へのプレゼントに最適ですね。

2品目は、京焼の瑞古窯の商品。編み目と梅が描かれた、鮮やかな色が特徴。少し深さがあるので、ちょっとしたおつまみを盛り付けるのにもいいサイズです。

ちなみに、編み目は漁で使う網を図案化した文様。大漁や一網打尽を思わせる縁起の良いデザインです。 おめでたい柄のぐい呑みはお正月などハレの日の食卓にもぴったり。小鉢やデザートカップとしておもてなしにも使えますね。

〇このほかのアイテムはこちらをチェック。

【楽只苑HP】https://www.rakushien.jp/  
instagram:https://www.instagram.com/rakushien_kyoto/    

 

20.樽田裕史(たるたひろし)

愛知県瀬戸市で「蛍手」という技法を用いて作陶している樽田裕史さん。蛍手とは、透かし彫りをした部分に、透明釉を埋めて焼き上げる技法のこと。 うつわをかざすと、透かしの部分から光が入り、いつ見ても違う雰囲気を味わえます。ほかにはない個性あるうつわは、軽くてとても実用的。日常使いはもちろん、贈り物にも喜ばれますね。

〇このほかにも素敵なアイテムがあります。詳しくはこちら

【樽田裕史】https://tarutahiroshi.wixsite.com/tarutahiroshi
★樽田さんは「テーブルウェア・フェスティバル2021 Online お酒を愉しむ器コンテスト」で最優秀賞を受賞。その際のインタビュー記事はこちらをお読みください! 

  ぐい呑みは、ちょっとしたおかずやお新香などを盛り付けて小鉢としても使えます。かさばらないので、少しづつコレクションしたくなりますね。今回の記事を参考にお気に入りの1客を探してみてはいかがでしょう。

〔取材・編集:テーブルライフ編集部〕

 

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