茶器特集~毎日のティータイムにお気に入りのうつわを選ぼう

毎日のティータイムにかかせない おしゃれな茶器17選

今回紹介するのは、テーブルライフおすすめの茶器。1日に何度も飲むお茶のお供におしゃれな茶器を選んでみませんか? 使いやすさはもちろん、ユニークなデザインのものまで様々なタイプの商品を紹介します。 お気に入りの茶器で過ごすティータイムでリラックスしてみませんか?

1.副千製陶所(そえせんせいとうしょ)

今回紹介するのは、モダンなパステルカラーの水玉模様が美しい土瓶。ポップな水玉模様を白磁に埋め込んだ副千製陶所の商品です。

紺地に白の水玉模様の急須と湯呑み。昔のドラマなどで見かけた人は多いのではないでしょうか。あのレトロな商品を現代風にアレンジしたシリーズです。 可愛らしい雰囲気でティータイムぴったり。セット使いがおススメです。

副千製陶所は、水玉模様の茶器が有名な佐賀県嬉野市・肥前吉田焼の窯元です。時代に合わせた水玉模様を追求しながら、一つひとつ手彫りで仕上げる伝統技法を受け継いでいます。

ちなみに、モダン食器を追求する有田の窯元集団「フラッグス」のメンバーでもあります。「フラッグス」の特集記事はこちら

【副千製陶所HP】https://peraichi.com/landing_pages/view/pldm 

 

2.晋六窯 (しんろくがま)

次に紹介するのは、個性的なフォルムの急須。お茶の文化が盛んな京都にある晋六窯の商品です。

ペリカンのような広い注ぎ口が特徴。このため、番茶でも茶葉を詰まらせることなく注ぐことができます。しかも、開口部に蓋を置いて足し湯をすることもできます。 また、注ぎ口からお湯を注ぐこともできる画期的な作りになっています!

ちなみに、この穴の数は200近くあるそう。注ぎやすく持ちやすく作られており、お手入れもしやすいのが嬉しいですね! このほかにポットタイプの急須もあります。 ピンクの練りこみのデザインのものは、セット販売もしています。

その他、白や黒のシンプルな商品もありますよ。

【晋六窯HP】https://www.kyoyaki.net/  

 

3.伊万里陶芸(いまりとうげい)

伊万里陶芸のWA・SA・BIシリーズの商品。ニューヨークで先行販売された有田焼の美しいポットです。

茶道で使う茶筅(ちゃせん)をイメージしたフォルム。上品でモダンな一品は、日本らしい飲む時間を提案しているそう。写真のゴールドのポットはアートのよう! 使わないときは、そのまま飾っておきたくなりますね。カラーは全部で5種類。茶こしがついており、湯呑みもあります。セットにしてギフトにしてもいいかも。

このシリーズでは、マグカップや高さのある煎茶碗もあります。

【WA・SA・BIシリーズHP】http://aritamade.com/ja/brand/wasabi/ 

 

4.虚空蔵窯(こくぞうがま)

今回紹介するのは、虚空蔵窯のいっぷく碗。高台は、丸いボディに合うように広く浅いつくりになっているので、安定しています。

また、1つ1つ手書きされており、内側に描かれた絵も可愛いですね! 上質な光沢は九谷焼ならではの優雅な雰囲気を感じます。 フチのゆるやかな曲線も、手づくりならではの味わいがあります。 虚空蔵窯の湯呑は種類が豊富。色違い、柄違いで20種類以上あります。セットでそろえてギフトにもおすすめですよ。

【虚空蔵窯HP】http://www.kutani-kokuzougama.com/  

 

5.アセミコ

写真は、デザインと工芸をつなぐプロジェクトを展開する「アセミコ」が手がける湯呑。The Cupというシリーズで、備前焼・小石原焼・松代焼・波佐見焼・大堀相馬焼の5産地で作られています。

写真は、人気急上昇中の小石原焼「カネハ窯」・熊谷裕介さんによって作られた湯呑。アセミコの小石原焼は、ワラ灰に鉄分を調合した釉薬を使用しています。黒くメタリックなたたずまいがモダンで素敵です! 小石原焼の特徴である「飛び鉋(かんな)」技法を使っています。一つ一つ手作りのためそれぞれ表情が異なります。 大きさ違いのカップもあり、スタッキング可能です。

上の写真は、The Cup全種類。形が同じなのでスタッキングできます。 この商品の最大の特徴は、「焼き物の種類や生産地が違っても、形が一緒なのでスタッキング可能」なこと。日本の湯呑み文化を継承したいという気持ちから全てのカップには持ち手がありません。 また、それぞれの質感を手のひらで感じてもらいたいという思いから、高台部分にはあえて釉薬をかけていません。

【アセミコHP】https://www.asemi.co.jp/

 

6.金照堂(きんしょうどう)

パステルカラーの湯呑みは、有田焼の窯元「金照堂」の「mint.」シリーズの商品。光沢があり、薄く繊細にできています。

湯呑みとして使うのもいいですが、小鉢やデザートカップとして使うのもあり。光沢があるので、おもてなしにもぴったりですよ!

この商品は、3色展開。また、同シリーズのプレートもあります。組み合わせて使うのもおすすめです。

【金照堂HP】https://www.kinshodo-shop.co.jp/  

 

7.藤井 美香(ふじい みか)

手に取るだけで温もりを感じる藤井美香さんのエスプレッソカップとソーサー。

その個性的なデザインは、木目や石のようにも見え、自然の中に存在する美しさを感じさせてくれます。おもてなしにも、日常づかいにも活躍すること間違いなしです。 シンプルながら他にはないデザインのうつわは、いつものティータイムをより素敵に演出してくれそうですね! 他にもティーカップ、コーヒーカップがあります。1客ずつそろえて使い分けるのもいいですね。 

 

8.樽田裕史(たるた ひろし)

最後に紹介するのは、瀬戸で作陶している樽田裕史さんのくみ出し茶碗。樽田さんの作品の特徴は、線の部分に「蛍手」を施していること。蛍手とは、透かし彫りをした部分に釉薬を埋めて焼き上げる技法です。

線の部分に光が入ることで、陰影が楽しめるユニークな作り。シンプルなので他のうつわとの相性も良く、飽きずに使えます。

↑ 裏から見たところ。布地のプリーツのようにも見えます。 レースや花びらのようにも見える美しいフォルム。いくつもそろえたくなりますね。 樽田さんはテーブルウェアフェスティバルでも受賞歴のある人気の作家さん。

気になる方はこちらの記事もお読みくださいね!

【樽田裕史HP】http://tarutahiroshi.wixsite.com/tarutahiroshi  

 

9.根古屋製陶(ねごやせいとう)

益子焼の伝統を受け継ぎながら、モダンで使い勝手のよい根古屋製陶さんのうつわ。 白磁をベースとしたシンプルなデザイン。ほかのうつわとも合わせやすいのがいいですね。 ふたのつまみ部分がブラウンになっているのがいいアクセントになっています。

同じデザインでつまみが白い商品もあります。 他にも色々なアイテムがあります。詳しくはこちら

【案内HP】http://www.mashiko-kankou.org/shop/(益子町観光協会)

 

10.yoshida pottery (ヨシダポタリー)

兵庫県芦屋で作陶しているyoshida pottery、吉田正和さんの高坏(たかつき)。 台湾で急須台が欲しいとのリクエストから生まれた商品です。ケーキスタンドとしてスイーツを盛り付ける、フィンガーフードをのせてパーティなどにも使えます。

落ち着いたマットなブラックのうつわは、オブジェのよう。インテリアとして小物をのせればおしゃれな雰囲気になりますね。 たたら成形のため、多少の歪みがあります。手作りならではの味わいもいいですね。 このほかのアイテムはこちら

【yoshida pottery HP】https://www.yoshidapottery.com/

instagram:https://www.instagram.com/yoshidapottery  

 

11.器舎扇歩(きしゃせんぽ)

大分県別府市で作陶する、「器舎扇歩(きしゃせんぽ)」のうつわ。丸みのあるフォルムのポットはテーブルにあるだけでインパクト大。

内側に茶こしがあり、持ち手が長く持ちやすく実用的。紅茶、日本茶、中国茶などさまざまなお茶が楽しめます。  

おそろいの湯呑みと合わせるのもおすすめ。お茶好きな方のプレゼントにもいいですね。

鮮やかなブルーと丸みのあるフォルムの湯呑みは、毎日のくつろぎ時間にぴったりです。表面に施されたラインと縁のブラウンがアクセントにきいています。 色違いでホワイトもあります。ペアでそろえれば、夫婦湯呑としてギフトにも喜ばれそう。その他にもさまざまなアイテムがあります。詳しくはこちら

【器舎扇歩HP】https://kishasenpo.wixsite.com/classroom    

Instagram:https://www.instagram.com/k.senpo/ 

 

12.ヤマ庄陶器(やましょうとうき)

上下の色が異なるモノトーンの湯呑は、信楽焼のヤマ庄陶器の商品。幅広い世代に好まれるモダンなデザインです。

ふっくらとしたフォルムは手にしっくりとなじみます。サイズは2種類。夫婦湯呑としてそろえるのもおすすめですよ。 このほかのアイテムはこちらをチェック。

【ヤマ庄陶器HP】http://yamasho-touki.co.jp/

 

13.伸光窯(しんこうがま)

岐阜県・土岐市を拠点に作陶されている伸光窯さんの湯呑み。黒と白のモダンなデザインは、洋食器とも合わせやすいです。コーヒーや紅茶を注いでもいいですね。 1本1本ていねいに施されたラインはすべて手作業。1つとして同じものはありません。ラインが入った部分はザラっとした手触りなので、滑りにくく手になじみます。 このほかのアイテムはこちら

【伸光窯HP】http://sinkougama.com/ 

 

14.惣次郎窯(そうじろうがま)

白磁にブルーの唐草模様が美しい湯呑みは有田焼の惣次郎窯のもの。中央がすぼまっていて、持ちやすく、サイズも大きめでとても実用的です。 おめでたい唐草模様は、両親の誕生日などのお祝いにもぴったりです。サイズ違いもあるのでセットで購入するのもいいですね。あきのこない染付のうつわは長く愛用できます。

夏を感じる色鮮やかな向日葵(ひまわり)の模様のポット。飾っておきたくなる美しい手書きのポットは、毎日の食卓を明るくしてくれますね! 同じシリーズのお皿やそば猪口と合わせると、テーブルが一気に華やかになります。夏生まれの方のプレゼントにも喜ばれそう。 このほかにも様々なアイテムがあります。詳しくはこちら

【惣次郎窯HP】http://www.soujirougama.com/  

 

15.楽只苑(らくしえん)

京焼専門店「楽只苑(らくしえん)」で取扱のある、瑞古窯の商品。縁起の良い、網目模様と梅の花が描かれた華やかな湯呑です。 ていねいに手描きされた、手の込んだ湯呑はプレゼントにも最適。たっぷりサイズなので、お茶好きの方へ贈るのにいいですね。下にすぼまった形状なので、手になじみます。 このほかのアイテムはこちらをご覧下さい。

【楽只苑HP】https://www.rakushien.jp/   instagram:https://www.instagram.com/rakushien_kyoto/ 

 

16.東風舎(とうふうしゃ)

茨城県笠間市で作陶する東風舎のモダンな湯呑みのセット。大小サイズのペアの湯呑は、箱入りなのでプレゼントにも向いています。

ブルーのグラデーションのうつわは、飾っておきたくなる美しさ。下部には、金彩が施されており高級感もあります。日本酒などを注いで酒器にしても良さそうですね。 このほかのアイテムはこちら

【東風舎HP】http://www.age.to/~komichi/shop/tofusya.html  

 

17.庚申窯(こうしんがま)

福岡県田川郡の上野焼(あがのやき)の窯元・庚申窯の湯呑みと茶托のセット。鮮やかなグリーンのグラデーションが目をひきます。パステルカラーの微妙な色合いのうつわは毎日の食卓を明るく彩ります。茶托をお皿としてお茶菓子を載せるのもおすすめです。手に持ったところ。ふちの下のくぼみが手になじみます。 このほかのうつわはこちらをチェック。

【庚申窯HP】https://aganoyaki.net/ 

 

今回紹介した茶器は、手づくりで味のある商品ばかり。自分へのご褒美やプレゼントにも喜ばれそうですね。特に個性的な茶器を探している方は、参考になりますよ。

〔取材・編集:テーブルライフ編集部〕

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